部品バラバラから作るPAM8406オーディオアンプ(AB級動作)製作その後
2022年12月末に、表面実装タイプのPAM8406を入手し、部品バラバラからブレットボードで動作確認後、秋月電子Cタイプ基板上で組み上げてみました。
つまり、アンプモジュールで販売されているモジュールではなくて、電子部品を1つずつから回路を構成して製作しました。
1.アンプモジュールを交換して試聴する試聴用環境
100円ショップのタッパーケースで、アンプモジュールを交換して試聴する試聴用環境で聴いています。
ケースのあちこちに穴が開いているのは、アンプモジュールをとっかえひっかえ交換しているからです。こんなことをやって、気に入った音を探してています。
2.試聴用環境の電源
電源は、USB経由、DC5→DC12V昇圧コンバータモジュールを使っています。
しかし、PAM8406自体の電源仕様はDC5Vなので、昇圧コンバータモジュールの入力部からDC5Vを接続しているので、DC12Vは未使用です(無駄ですが、DC12Vのアンプモジュールもあるので、こんな環境になっています)。
3.ポップノイズ対策
電源ON/OFF時のポップノイズ対策として、参考引用ブログを参考にして、遅延回路内蔵高精度電圧検出器(4.2V S-80942ANMP)を使用して、5番ピンのMUTE(Mute Control Input [active low])に接続して回路構成しています。
最近は、こればかり利用しています。リレーをスピーカ出力部に入れた回路構成も試しましたが、リレー動作音もしないので、こちらの方がいい感じです。
尚、PAM8406自体、ポップノイズは非常に小さいです。PAM8403のようにポップノイズが大きくはありませんので、対策すること自体不要かもしれません。
4.動作モード
PAM8406のアンプは、AB級/D級を切り替えることができます。
ジャンパーピンで切替られるように組み立ててありますが、AB級動作で聴いています。こちらの動作の方が、微妙ですが、良いように感じています。
尚、簡易的なオシロスコープ(DSO150)で波形を見てましたが、AB級動作時は、Sinカーブのような波形で、D級動作時は、パルス幅変調(PWM)のグチャグチャな波形になっているなぁ~という程度しか解りませんでした。
(作成:2023年1月8日、更新日:2023年1月9日)