電解コンデンサー放電ツール
容量の大きい電解コンデンサーの場合、テスターで電圧を測定してみると、高い電圧が残っていたりします。
そんな場合に使う放電ツールを作ってみました。
プラス・マイナスの極性に対応するためLEDのアノード、カソードを同一方向にせず、反対に接続しています。
このツールのみそは、抵抗器に高ワット数(3W)の物を使っていることだけかもしれません。
LEDに直列接続している抵抗器は、10kΩ(3W)で、並列接続している抵抗器は、3.3Ω(3W)です。
基板の端切れで作りましたが、最初の物は、下記写真のような部品のリード線むき出しで作りましたが、纏まりが悪いので、上記の写真の物に落ち着きました。
回路的には、同じでどんな接続になっているかを示すために、掲載しておきます。
<メモ>
1.両端の実測抵抗値=3.23kΩ
2.電流値
(試算1):両端電圧100Vの場合。I=E/R=100V/3.23kΩ=30.96mA≒31mA
(試算2):両端電圧50Vの場合。I=E/R=50V/3.23kΩ=15.48mA≒15mA
試算3:両端電圧24Vの場合。I=E/R=24V/3.23kΩ=7.43mA≒7mA
(作成:2023年1月13日、最終更新日:2023年1月13日)